無添加ぱん工房 shukran ～しゅくらん～ | 日記 | 御心配ありがとうございました

店主の持病について御存知ないお客様もいらっしゃったり、最近の臨時休業が腰痛の悪化だと心配されたお客様もいらしたので少しお伝えしますね。

店主は尋常性乾癬（じんじょうせいかんせん）という疾患をもっており、その病気は免疫の異常により皮膚が炎症を起こす病気で、症状には色んな種類があります。
『かんせん』という響きが誤解されやすいのですが、感染症ではなく人にうつることはありません。そして単に皮膚の病気ではなく、全身性の併存疾患のリスクや心理・社会・経済的な困難を伴う重篤な非伝染性疾患である等、様々な側面があります。それだけに、自分だけの病気ではないか、なぜこんな病気になったのかと一人で悩み苦しむ方が多くいます。

そんな精神的につらい病気とは思えないくらい店主はアッサリしているので、奥さんもウッカリ忘れてしまいますが、関節にも影響が出てくる病気でもあるので心配はつきません。

そんなこんなな上に、腰痛持ちでもある店主。
整形外科では乾癬性だと言われ、皮膚科では乾癬性ではないと言われ、それでも痛みを訴えると心療内科へと言われ…　たらい廻しに辟易していた頃もありました▼

投薬治療前は顔や手にも乾癬の特徴でもある皮膚症状の紅斑（こうはん）が出てしまうのでお客様に心配をされてしまったり、嫌な顔をされることも多かったのでホームページにてお知らせしていたのですがスッカリ忘れていたので、何の病気なのかしら？と心配させてしまったようで…(。-人-。) 

まだまだ日本では乾癬を知らない人も多いのですが、WHO（国連組織である世界保健機構）によって 10月29日 は『世界乾癬デー』と定められたりもしています。
少しでも乾癬という過酷な病気を知っていただき、乾癬はうつる病気ではなく、遺伝するという病気でもない等々、乾癬についての世間の誤解がなくなり、正しい理解が広まってくれると嬉しいなぁ～と乾癬デーには日記にアップしていたりもしたのですが、経費節減のため無料ホームページに変えてから忘れてましたね▼

現在ではまだ乾癬を完治させる薬はないと言われているのですが、年々効き目のある新薬も増えてきております。…が、同じ薬を使っていると耐性ができてしまい効かなくなってしまうのだそうで、今春薬を変えたのですが、少し強すぎたのか検査が増えたりで色々ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした(。-人-。) 

今は店主も薬が効いており、見た目ではわからないようになりましたが、投薬治療前に独学ではじめた無添加生活や石鹼生活を、無理せずストレスなく続けられる程度にゆる～く続けており、口にする物や使う洗剤などに気をつかうように努めています。
…でも酒はヤめられません▼（←コレが一番悪いと仰られる方も多いのですけどね）