無添加ぱん工房 shukran ~しゅくらん~ の日記
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10月29日は…
2023.10.29
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10月29日は『世界乾癬デー』といって、WHO(国連組織である世界保健機構)によって定められているのですが御存知でしたか?
乾癬という病気は免疫の異常により皮膚が炎症を起こす病気で、症状に種類があります。
『かんせん』と音が同じなので誤解されやすいのですが、感染症ではなく人にうつることはありません。
そして単に皮膚の病気ではなく、全身性の併存疾患のリスクや心理・社会・経済的な困難を伴う重篤な非伝染性疾患である等、様々な側面があります。それだけに、自分だけの病気ではないか、なぜこんな病気になったのかと一人で悩み苦しむ方が多くいます。
実はしゅくらん店主も、もれなく尋常性乾癬に罹患している患者の一人です。
そんな精神的につらい病気とは思えないくらいアッサリしているので、奥さんもウッカリ忘れてしまいますが、関節にも影響が出てくる病気でもあるので心配はつきません。
投薬治療前は顔や手にも乾癬の特徴でもある皮膚症状の紅斑(こうはん)が出てしまうのでお客様に心配をされてしまったり、ときには嫌な顔をされることも多かったのでホームページにてお知らせしていましたが、新しいホームページになりスッカリ忘れておりました。
まだまだ日本では乾癬を知らない人も多いので、少しでも乾癬という過酷な病気を知っていただき、乾癬はうつる病気ではなく、遺伝する病気ではない等々、乾癬についての世間の誤解がなくなり、正しい理解が広まってくれると嬉しいなぁ~と思い、日記にアップしてみました。
そして御存知、腰痛持ちでもある店主ですが、整形外科では乾癬性だと言われ、皮膚科では乾癬性ではないと言われ、それでも痛みを訴えると心療内科へと言われ…
たらい廻しにあったりして辟易していた頃もありましたが、現在は乾癬の研究に尽力してくださっている病院で生物学的製剤による治療をしております。
主治医さんの外来診察担当がしゅくらん定休日とあわないので臨時休業をいただくことも出てしまうのですが御理解いただけますようお願い申し上げます(。-人-。)
現在ではまだ乾癬を完治させる薬はないと言われておりますが、年々効き目のある薬も出てきているので、まったく大変じゃないですよ~とは言えないかもしれませんが(苦笑)、店主が乾癬でなかったら、使う食材や洗剤なんかに気をつかうようにはならなかったですし、そもそも無添加のパンなんて興味を持たなかったと思いますし、無添加のパンを焼きたいとパン教室に通うこともなく、パン屋にはならなかっただろうな~と思います。
今よりもっとヒドい状態になったり、関節性乾癬が発症してしまったらパン屋の継続も考えなければいけない時期がきてしまうと思いますが、なった時に考えればいいや~と、今はゆる~く考えております♪
そういえば投薬治療前に独学で無添加生活や石鹼生活をガッツリやっていた時期もありましたが、いまはストレスを感じない程度にゆる~く続けております。
…でも酒はヤめられません▼(←コレが一番悪いと仰られる方も多いのですけどね)